すさみ、潮岬の漁師さんにペンカットの4号やペンロングの4号の話の中で、
これは、マカジキにもいいサイズだね、という話がありました。
マカジキには6.5号くらいのサイズを使う方が多いようです。
これは、マカジキがカジキより小さいから小さなカジキルアーを曳くわけでは
なくて、春の早い時期はベイトが小さいからです。
潮岬の100kgを超えるクロカワがよく3号のカツオルアーや5号のトンボルアーに
ヒットしてくるのは、小さなベイトを捕食しているからです。
イワシも小さいですし、サンマも20cmほど、サバも15cm~20cmほどの
大きさですから、ベイトサイズに合わせると、
早春は4号5号サイズから、晩春にかけて6.5号7号くらいが
一つの「マッチ ザ ベイト」サイズです。
まだ水温が低く魚も活発に泳がないので、機敏に泳ぎ回るルアーより
おとなしいルアーのほうが、喰いがいい、
ボートスピードも、遅めのほうがいい、というかたもいます。
しかしこの時期のカツオやマグロは新仔が1kg弱、
大きなカツオは5kgもいますから、大きな10号12号ルアーでも
「マッチ ザ ベイト」です。大きなルアーでもカツオ廻りでは有効なはずです。
春のマカジキは30kgくらいですから、
小さめのルアーにライトタックルの方が楽しめるかもしれません。
とはいっても、突然クロカワがヒットしてくることだってありますから、
悩むところですが・・・
カジキ・マグロトローリング【ビッグゲームルアーズ】