2005-12-28
あるぽん
ペンルアーのお勧めフォーメーション
ロッド3本でカツオ釣りのときは、両コーナーにペンカット、センターはミニホーク
にペンショートか、魚が大きいときはペンロング。そのとき釣れてる魚のアベレージ
サイズに合わせてスカートの長さを調整します(スカートは何号でしょうか。お送り
したルアーを確認してください)。ルアーのカラーはすべてホロパールか、ペンカッ
トを一つメキシコアワビ。それをベースに、あとは創意工夫でいろんな組み合わせを
楽しんでください。
アウトリガーを加えたフルセットのときは、これにペンロングを加えます。
ティーザーはミニホーク。このときのセンターはペンショートでいいですね。
これは大きな魚が釣れないときの保険です。
ペンロングのカラーは、両方ともホロパールか、片方をメキシコアワビにするのがベースです。
ペンロングはスカートのサイズ次第でカツオからマグロ類、小型のカジキまで
幅広く狙えるライトトローリングの万能ルアーです。
ペンショート、ペンカットと組み合わせることで、ロッド3本だけでもカツオから
カジキまでカバーした釣りが可能です。
ただし、ファイトはどんな形でも可能ですし、たとえむちゃくちゃでも魚を寄せるこ
とはできますが、ランディングにはしっかりしたギャフとグロ?が必要です。
大きな魚のランディングには危険を伴いますので、中途半端な装備は禁物です。
そのことだけは絶対にお忘れなく!!
2005-12-28
ルアーズ
カツオ マカジキ 春のフォーメーションは?
>>>釣れるルアーはどこでも釣れると思ってます。
>>これ賛成です。世界で有名になったルアーは日本でも釣れてます。
釣れるルアーはたくさんあります。ただ、ベストなルアーはないと思っていますが。
どこでも平均してよく釣れる最大公約数的なルアーを考えると、
ボブシュナイダーは黒を標準色、ブラックバートは名前のとおり黒が基準、
黒という色は最大公約数に、より近いように思います。
MMルアーは、作った本人には釣れないと言うより、
企画した人には釣れるといったほうが当たってるんでしょうね。
ネーミングはブラックキャットでしょうか!!
ボートスピードですが、昨日TOPGUNのSさんが来て話をしたんですが、
今年は7.5ノットに分があったかもしれない、といってました。
ガイドとしていろいろなスピードのボートに乗っての感想です。
そういえば自分の周りもそういう傾向があったかもしれません。
あるぽんは春のカツオルアー3本ミニホーク1本を3本のロッドで流すとしたら、
どういうポジションに入れますか。
”WILD CAT プロ職人のフォーメーション”で売ってみます。
プロ職人ではオッサン臭いですが、
”WILD CAT キャプテンのフォーメーション”より売れそうな気がします。
もう一つ、
5本のルアーのうち、2本マカジキルアーを流すとしたら、
その2本はどこに入れますか?
ホーク、ミニホークは(2本まで)?
お勧めフォーメーションを教えてください。
マカジキルアーはプロトカット等の6.5~8号サイズの予定です。
2005-12-27
あるぽん
Xルアー プロト製作スタート
琵琶湖から帰ってきました。明後日ぐらいから、たぶん釣りです。
ルアーの大原則。僕は、釣れるルアーはどこでも釣れると思ってます。
西日本でトップガンがよく釣れてるのは、一生懸命売り込んでる人がいるから
ではないでしょうか。
釣れる釣れないの偏りは、流行り、思い込み、こだわり、セールスの都合などで
だいたい説明できると思います。
それ以外のレアな要素を追求しだしたら、わけわかりません。
それよりも、どこでも平均してよく釣れる最大公約数のようなルアーを追求し
た方がいいと思って、今までそのようにしてきました。
例のルアーは、その一つの回答だと思ってます。貝の輝きが絶対だと思ってる
人にあのルアーを見せたら、とても釣れると信じてもらえません。
それでも釣れる、その事実を認めるか認めないか、釣れると信じて使えるか
使えないかが、大きな分かれ目だと思います。
そのルアーは、どんな天候でも、どんな波のコンディションでもカジキの
ストライクがきてます。
僕のボートと智丸で今までに15本近く釣ってますが、圧倒的に多いのは
晴れの日です。それは釣りに出てるのが好天の日が多いからで、
智丸は嵐みたいな日にも釣ってます。
僕のボートは小さいから、嵐みたいに日には釣りに出られません。
天候に関しては一つ予断があって、どんなコンディションでもこれしか使わない
から、当然これで釣れてしまうわけです。
釣れたという結果が出てるルアーは優先的に使うから、さらに釣れる結果になる
ことは、Fブルもご承知だと思います。
智丸がそのルアーで釣った最大は190kgオーバーです。
僕のボートの最大170kgもこのルアーです。
智丸が面白い実験をやってて、同じ形で白蝶貝か何かが中に入ったルアーと
Xルアーをそれぞれ両アウトリガーにセットして引いてみたんだそうです。
何日もそれでやってみた結果、Xルアーにばかりストライクがきたそうですから、
何か強い理由があるのかもしれません。
僕のボートはロングリガーがXルアー、ショートリガーはモールドクラフトのフッ
カーが普段のセッティングですが、ストライクの確率は2対1ぐらいでXルアーが
優勢です。
ただし、ロングリガーとショートリガーを入れかえる実験まではしてないので、
Xルアーが優勢なのか、ロングリガーが優勢なのかはわかりません。
僕は、ロングリガーが優勢なのではと思ってます。
魚が少ないときはロングによくストライクがあって、魚が多いときはショートによく
ストライクがある傾向ははっきりしてるので、それがロングリガーのXルアーに
よくストライクがくるという結果に出てるだけなのではないかと理解してます。
カツオ用のルアーは、ホロパールがあれば十分です。アウトリガーのペンロング、
コーナーのペンカット、センターのペンショート、全部ホロパールでかまいません。
それで釣れると思います。
おそらく1kg前後のカツオから20~30kgクラスのマグロまで、それでカバー
できると思います。初心者には、最初はそれでいいのではないでしょうか。
それが面白くなかったら、あるいは飽きてきたら、メキシコアワビを混ぜても釣れま
す、他のカラーでも釣れます、アウトリガーはバレットにしてみましょうか、次はカ
ジキを狙ってみましょうか、というような感じでステップアップしてもらうのが自然
でいいのではないでしょうか。無理強いしなくても、ホロパールで魚が釣れたら、同
じルアーの他のカラーを買いますよね。カツオが釣れたら、次はカジキに挑戦してみ
たくなりますよね。それが釣り人ですから。
2005-12-27
ルアーズ のこじつけ・・・!
寒いですね。
先週末は京都に行こうと予定してたのですが、
道路事情が悪く、伊豆の大瀬崎に行ってきました。夕方の4時ごろ着いたのですが、
丘の上からビーチを見るとに砂浜に黒い虫がいっぱいたかっていました。
うろちょろ動くのでよく見ると、それはダイビングクラブのダイバー達でした。
ドライスーツとはいえ、あの寒波の中、何百人もよく集まるものです。好きなんですね。
翌朝もダイバーたちは凍った小砂利の浜の上をシャリシャリと氷を割りながら
海に入っていきました。私は着膨れした上にダウン着て、波打ち際の水に
手を突っ込んできましたが、やっぱり冷たかったです。
トローリングのノウハウといっても、本を出版するほどのものではないんです。
ただアバウトな答えしかないいくつかのはっきりしない疑問点があって、
それを明確にすることで、大変重要なファクターというかノウハウというか原理原則が
浮かび上がってくるのではないかと期待しているのです。
例えば水温との関係だけですが、
>なぜ東北方面では黒赤のボブシュナイダーや黒赤のモールドクラフトがいい?
事実、房総沖、銚子沖を境にカジキのいる水温は金華山に近づくほど下がります。
仮説 1
水温が下がっていくとき、あるいは低いときは黒がいい、と仮説を立てると、
(黒蝶やブルー、スモークのカラードヘッドは盆以降にいいようです)
水温が上昇していくとき、あるいは高いときの足摺から伊豆沖までは白がいい?
確かに白蝶は定番です・・・スカートも白にしたら?
試してみる価値あるでしょうか? ・・・例えば雪だるまルアー!!
仮説 2
波長の長い赤の反対は波長の短い青紫。
より紫外線に近い色、太陽の紫外線が強い南の海、足摺、串本、沖縄。
青白はスカートの基本色。・・・もしかして紫のほうがいい?フィッシュスキンの紫か青?
仮説 3
ボブシュナイダーやモールドクラフトは動き回るルアーじゃない。
泳ぎ回るルアーならTOPGUN、西での実績は十分すぎるほど。
推論
春先、水温の上昇中と水温が高いときは、よく動く白蝶等白いルアーに白いスカート。
インナーに青紫か紫外線反射のフィッシュスキンのクリアー。
これで爆釣間違いなし!!??
こじつけ過ぎますかねえ・・・???
WILDCATでMMルアーが活躍したのはどんな条件下だったんですか。
いろいろなルアーで検証してみないとわからないだろうと思いますし、
ルアーのサイズや海水の明暗でも変わる要素があるわけでしょうけど、
一つ一つ実証を元に整理整頓して、基本的な原理原則みたいなものが
見えたらいいですね。
2005-12-24
あるぽん
春のルアーフォーメーション
ルアーの企画をした人には釣れる ←これ、正解です。
カツオルアーをロッド3本で引くというのは、アウトリガーなしと理解していいので
しょうか。その場合はセンターにミニホーク、両コーナーがストレートかフラットラ
インで、ミニホークのすぐ手前にセットします。ミニホークに寄ってきたカツオをす
ぐ手前のルアーでいただいちゃおうという作戦です。できればフラットラインの方が、
波が高いときにオマツリしなくていいと思います。
2本のマカジキルアーはアウトリガーです。カツオはできるだけ近いルアーで釣らな
いと、手返しがとても悪くなります。マカジキがストライクしてくる確率を考えても、
近くに大きなルアーを持ってくる必要を感じません。つまり、上記セットにアウトリ
ガー2本はマカジキ用かシビ用のルアーで大きなカツオも釣っちゃえば、それでだい
たいの魚はカバーできることになります。もし大きなカジキやマグロが食ってきたと
きは、運を天にまかせてファイトするのみです
ホークかミニホークを二つ使うのであれば、センターのカツオ用にミニホークを一つ
と、ロングリガーにホークとバレット、ショートリガーはカットをホークなしで引き
ます。
2005-12-22
あるぽん
出版社にも協力を・・
ナイスなクリスマスカードですね。ちょっと早いけど三輪崎からもメリークリスマス
TTさんはよく知ってるんですよ。釣りサンデーの仕事から始まったお付き合い
が今でも続いてます。現在は神奈川県の三浦に家があるのですが、
三宅島に住んで仕事ができるようになったらすぐにでも帰りたいらしくて、
そのとき相談を1年半ほど前に受けたことがあります。
三宅へは帰島が始まってますが、まだまだ安心して仕事ができる状態ではない
ようで、話はそのままになってますが……。
トローリングのノウハウは、いっそ本にしちゃった方が話が早いんじゃないでしょう
か。あるいは雑誌で連載するかですね。まずホームページにハウツーを掲載して、そ
れを本にするという方法もあります。本1冊書くのはハードですから、雑誌に2年ぐ
らい連載して、それを本にするのが一番オーソドックスな方法です。不要な能書きな
しの基本オンリーで、シンプルで具体的な内容の方が読みやすくて喜ばれるんじゃな
いでしょうか。
ビッグゲームルアーズのビジネスが成長して、雑誌に広告を載せられるぐらいになっ
たら、それとバーターで連載を掲載してもらって、本1冊分の内容がまとまったら単
行本にして出すのが一番確実で現実的な方法かもしれません。やっぱりホームページ
よりも、本の形になった方が世の中には評価されますから、その意味でも、いつかは
誰かがそういう先駆者のような仕事をしないといけないのかもしれませんね。
2005-12-22
ルアーズ のメリークリスマス
部屋でルアーのリギング遊びをしていて、
ふと思いついてクリスマスルアーを作ってみました。
赤いサンタルアーと白い雪だるまルアーです。
Happy Merry Cristmas !
2005-12-21
ルアーズ
誰でもカジキ釣れるトローリングの世界を作るどー!
そのとおりです。イグザクトリーです。
トローリング業界には中間価格帯のルアーユーザーの入り口がないんです。
金持ちが札束握ってプロショップに行くか、カツオの曳釣りやるしかないです。
キャスティングとトローリングは隣り合っているはずなのに、すごく遠い世界なんです。
トローリングがでかいボートのFBの上で威張ってるように感じてしまうのです。
それが気に入らないんです。
今のトローリング業界は不明瞭な部分が多くて、金にならなきゃなんにも教えないよ、
といわんばかりの業界で、金持ちしかエントリーできないのです。
情報公開という形で、だれでも参加出来る判り易いカジキフィッシングにしたいんです。
それと同時にお手軽予算でのギアも提案できるように揃えたいと思ってます。
50lbのロッドリールセットで5万以下で、カジキをあげるチャンスのあるセット。
金持ちと、業界ははそんなんじゃ釣れないよというでしょうけど、20年前はみんな
ペンのスタードラッグで釣ってたじゃないですか。釣れない訳がない!
スピニングだって釣れています。大形の電動だってカジキは釣れるはず。
そんなありあわせの道具でカジキ釣るチャンスがあるルアーを作りたかったのです。
それが今のプロトバレットとカットです。
理解してくれてうれしいです。やっぱり服部さんもそう感じていたこともうれしいです。
WILDCATの4万円という設定が多くの人にチャンスを与えているから、うれしいんです。
いっしょに、トローリングのノウハウやテクニックをわかりやすく整理整頓しましょう。
それを公開してもっと多くの人たちが海をダイナミックに楽しめる入り口を作りましょう。
そういう気持ちのある業界の仲間も増やしていきたいです。
TTさんなんかもどうでしょうか。
ソフトルアーの試作を始めたのは、モールドクラフトのスカートを交換したかったからです。
リグして1万円しないルアーでなきゃ、楽しく買い集めれないです。
ルアーは、釣れても釣れなくても、好きなルアー集めて遊ばないと楽しくないです。
遊びなんだから、釣れればいいってもんじゃない。
>>Cルアーのポッパー、期待してます。だけど、10ノットは、僕はちょっと……。
なにをおっしゃいますか! 移動時に14ノットでルアー引っ張りたいという人が・・!!(笑)
自分の好きなスピードを変えてくれというつもりはまったくありません。
人それぞれ自分のスピードを持っているでしょうから、
幅広いスピードに対応できるルアーを作って行きたいので、
試し曳きだけ6ノットから10ノットまでお願いできたらうれしいです。
7ノットから10ノット近くまで同じ動きであれば合格です。
今日ルアー送ります。
重いバレットのスカートは段カット入れてみました。
高速で多少暴れてもスカートがからみにくくなるんじゃないかと思います。
グリーンのルアーが高速対応ルアーです。
リップラッチ作ってるエリアルールのルアーです。
ペンルアーは余分があったらお知り合いの方にも試し曳きしてもらってください。
もっとトロ-リングを広く楽しい世界にしていきましょう。
2005-12-21
あるぽん
トローリングの 不明瞭な部分を解消しよう!
MM君との話です。彼が最初にワイルドキャットへ来たときに9ノットのリクエスト
がありました。僕は「えーっ!?」と思いながらも最初9ノットで走ってみて、「やっ
ぱり速いね」と2人の意見が一致して、結局1300回転、8ノットぐらいで走るようにし
ました。それからワイルドキャットでMM君はカジキを4本釣ってるのですが、最初
の2年ぐらいは8ノットで、その後は僕の7.5ノットで釣るようになりました。宮島君は
ルアーをそれに合わせて作ってきてるんだと思います。宮島君が自分のボートで釣っ
てるときは、どれぐらいの速さで走ってるかわかりませんが、僕のボートで釣るとき
は今は7~7.5ノットです。つまり、どちらでも釣れてるということですが、9ノット
では釣ってません。その点、昨日のメールを訂正しないといけませんね。
メールをやり取りさせていただくうちに、フレンチブルの考えが段々とわかってきたよ
うな気がします。つまるところ、トローリングの不明瞭な部分、素人だましの部分を
解消したいということではないでしょうか。この釣りの面白さはやってみないとわか
らない、やればやるほど面白さが見えてきて、それで深みにはまるから、その最初の
敷居を下げようということですね。鈴木さんは「入り口のルアーユーザー」と書い
ておられますが、彼らこそ将来のトローラー予備軍のはずです。そんな人達にトロー
リングの面白さを少しでも理解してもらうためには、簡単で確実に釣れるノウハウを
提供しないといけません。大して難しくもないことを大げさに言って高いものを売り
付けるような商売はもういい加減やめないと、トローリングは永久に金持ちだけの釣
りで終わってしまいます。
SCルアーは早くても遅くても、どのポジションで使ってもいいアクションします。
それともう一つ、モールドクラフトのスーパーワイドレンジ。これも万能で優秀なル
アーです。おまけに安い! どちらも僕の大好きなルアーです。日本でもこんなルアー
が広く普及したら、誰でもカジキをストライクさせるようになるんじゃないでしょう
か。Cルアーのチャガー、期待してます。だけど、10ノットは、僕はちょっと……。
ルアーが暴れる前に、小さなワイルドキャットが大暴れてしてしまいそうですからね。
2005-12-21
あるぽん
プロトカット 良く泳いでいます。
昨日はひさしぶりに風が弱まり、波高は50cmぐらい、快晴の釣り日和でした。
アマダイ釣りの往き帰りにルアーを引っ張ってきました。
コンディションがよかったので、いろいろ試してみることができました。
まずカットですが、前回はアウトリガーのミニホークにセットして引いてました。
今回はミニホークを外してストレート引きしたら、アクションが生きかえったではあり
ませんか。ホークで引いてたときは、ものすごく大人しいアクションだったのですが、
ストレート引きしたら俄然生き生きとしたアクションになりました。ポジションはア
ウトリガーロング、ショート、ロングコーナー、ショートコーナーフラットライン、
どこでもいいアクションしてます。鈴木さんがおっしゃってた、よく動くルアーとい
う意味がやっと理解できました。
スピードを6ノットから9ノットまでいろいろかえて引いてみました。北西の風がほぼ
真横から吹き、潮は北東に向かって約0.5ノットで流れてます。ボートが走るコース
は往きが北東向き、帰りは南西向きです。船速はGPSの数値から潮速を差し引きして
ますから、ある程度の誤差があると思います。
カット(リーダー120号6m、10/0フック、ミニホークなし)は6ノットではかなり大人
しいアクションですが、それでもちゃんと動いてます。7~8ノットではとてもいい感
じ。サイズがサイズだけに派手なスプラッシュは出ませんが、鋭くて強いスプラッシュ
が出てます。魚がよく釣れそうです。カジキも釣れるんじゃないでしょうか。このア
クションを見たら、僕だったら試しに1個は買いますね。9ノットでもかろうじてアク
ションしてますが、水面で暴れてる感じが強くなります。波が高かったら飛び跳ねる
んじゃないでしょうか。
バレット29g(リーダー100号7.5m、9/0フック、ミニホークあり)も6ノットではかな
り大人しいアクション。水面に出てくる頻度は10~20秒に1回ぐらいです。7ノットま
で上げると、よく動くようになって、リズミカルに水面に出てきます。8ノットでは
頻繁に水面に出てきます。水面に出てきたときに、しばらく水面でアクションしてま
す。9ノット近くまで上げると、水面で飛び跳ねる感じになります。ミニホークで引
いてる限り、アウトリガーロングでもショートでもロッド引きでも、ショート以外、
ポジションによるアクション差はほとんどありません。
僕の好みを言わせたいただくと、カットはカジキとシイラによさそうですが、本格的
なカジキのシーズンになると、このサイズのルアーはほとんど出番がなくなってしま
います。それよりも、ビンナガのシーズンにアウトリガーで引くのが面白いんじゃな
いかと思いました。ビンナガはルアーを食うのがへたですから、トローリングスピー
ドをやや抑えめにします。ヒコーキも使わない方がいいと漁師のおっちゃんは言いま
す。かわりに30号ぐらいのオモリをハンドラインとリーダーのつなぎ目に入れて、ル
アーのアクションを安定させてるぐらいです。7ノットを切ったときのカットの沈み
気味のアクションが、ビンナガにちょうどいいかもしれません。
バレット29gはカツオとマグロのシーズンにトップリガーかアウトリガーでずっと使
い続けたら、いつかはマグロが釣れるんじゃないでしょうか。カジキと大きなカツオ
も期待できそうです。トップリガーにホークをセットして引いたら、そのうち何か大
きな魚が釣れそうな気がします。シイラのでかいのがよく釣れて、たいへんなことに
なるかもしれませんが……。
ビンナガのシーズンが始まったら、アウトリガーは両方ともホークなしのカットでス
カートのサイズ違い、トップリガーはキハダやメバチの大物に期待してホーク付きの
バレット、コーナーはペンカットで試してみたいと思います。それまでに製品に近い
レベルのプロトモデルまで仕上げていただけたら、ちょうどいいのですが、間に合う
でしょうか。そんなこと言いながら、いつまでたってもシーズンが始まらない可能性
もありますが、来年は黒潮が近いから期待できるんじゃないかと思ってます。
昨日、気が付いたんですが、カットに傷が入ってしまいました。丸い部分に割れ目と、
ネックに近い所に掛けができてます。傷の形状から考えて、引いてるときにできたの
ではなく、スカートをセットしたときに無理をしたのかもしれません。素材が軟らか
いから注意したのですが、カットは丸い部分が太くて、スカートをセットするのが難
しいですね。
今日は今のところ荒れてませんが、これから風が強くなってきそうです。またしばら
く釣りは無理みたいですね。名古屋は雪がひどかったみたいですが、浜松はどうでし
たか。新宮でも寒くて雪がちらついてたぐらいですから、きっと寒いんでしょうね。
こちらもカツオの情報がなくなり、完全オフになってしまった感じです。
あいかわらず長いメールで申しわけありませんが、最後に一つ質問です。最初にお送
りいただいたバレットの重さは何gでしたか。わかったら教えてください。よろしく
お願いします。