エルニーニョ現象;
太平洋の赤道近くの中央と西側の海水は暖かく、東側の南アメリカ沿岸
には海底の冷たい海水が湧き上がっているのが例年だが、何年かに一度、
中央と西の暖かい海水が東の南アメリカの海岸まで広がってしまう現象。
1950年から2000年まで12回発生している。
エルニーニョ/南方振動 (単にエルニーニョとも呼ばれる)
エルニーニョ/南方振動 の英語標記(El Nino/Southern Oscillation)
の頭文字を取って、
ENSOとも呼ばれる。
エルニーニョ現象と反対に、東の冷たい海水が広がり、赤道中央と西の暖かい
海水がより西に集まってしまうのがラニーニャ現象。
エルニーニョとカツオ漁
カツオは一年おきに豊漁不漁を交互に繰り返す傾向にあります。
この周期は黒潮の離岸との関係はないようです。不漁が2年3年と続くことも
ありますが、その後もまた1年おきに豊漁不漁を繰り返すパターンが続きます。
不漁が2年3年と続く原因はエルニーニョ現象にあるといわれています。
今後の予測
2006年5月に赤道東側の海水温の上昇が見られた、このエルニーニョは
2007年の春に収束する可能性が高いと見られています・・・
しかし・・・・ですよ!!
これらの情報や事象はすべて過去のものであり、今日地球は温暖化という
大問題というか病巣を抱えています。
温暖化によって何がどう変わっていくのか予想が付かないらしいのです!!
地球温暖化予測実験モデルでは温暖化により、赤道付近ではエルニーニョ
とおなじような現象が起きると予想されています。
それがエルニーニョとどう関連してどういう結果になるのかは予想が付かない
ですし、今回の東側海水温の上昇も温暖化が原因なのか、
エルニーニョが原因なのかわからないというのが事実です。
最近アメリカでもようやく地球温暖化対策に関する機運が高まってきました。
難しいことは学者先生に任せますが、カジキの潮のこととなると気になります。
いつまでも日本の沿岸に、ロイヤルブルーの潮が
カジキやカツオを運んできてくれるように願っています。
今年は 何月にカジキの声を聞けるのでしょうか・・・ソワソワ!!
カジキ・マグロトローリング【ビッグゲームルアーズ】