1年お世話になった 大切なルアーのお手入れは済みましたか?
このルアーには来年も活躍してもらわなければいけませんからね!
カジキや鋭い歯の沖サワラのアタックだけでなく、
流木引っ掛けたり、浮いている油を拾ったり、
ルアーも散々な思いで何時間も曳きずりまわされていたのですから
ちゃんと、ケアしてあげましょう。
まず、ルアーをリーダーごと中性洗剤で軽く洗って充分乾かしてください。
角類のルアーは乾燥しすぎると割れてきますから、ご注意を!
リーダーに傷、ささくれ,油の付着があれば交換!
カジキのビルでこすられて擦り傷になったリーダーも交換!
リーダーが白濁していれば塩を吸っているでしょうから交換!
ルアーの使用後は必ず真水を充分流すか、流水に漬けてくださいね。
フックの針先は、極端に言うと数時間曳くだけで甘くなります。
針先はしっかり砥ぎ直ししましょう。
ダブルリグのワイヤーやスリーブも確認してください。
ルアーヘッドもよく確認しましょう。
いにしえの樹脂を使ったヘッドは紫外線で劣化して飴色になってしまうものも
ありますが、捨てちゃダメですよ。
沖縄の漁師さんは飴色のルアーを好んで使うくらいですから。
ルアーヘッドの表面やスカートにカジキやサワラのアタック跡が
見つかるのもこのメンテナンスのときです。
気がつかなかったとはいえ、ドキドキしてきます!
スカートの白く変色したものは紫外線焼けです。交換しましょう。
たまにスカートがベタベタ、ヌルヌルしてきたものがあるかもしれません。
中性洗剤で洗って落ちなければ、多くの原因は海の表層の油の付着で、
素材が劣化してきています。その場合はスカートを交換してください。
きれいに洗うとスカートがペタペタくっつくことがありますが問題ありません。
気になるようでしたら、ホームセンターでシリコンスプレーを買って
軽く吹きかけてあげてください。すべりがよくなります。
アウトリガーのリリースクリップなどにCRC等を吹くと樹脂の部分が
劣化して白くなりやすいです。そういうところにはシリコンスプレーのほうが、
樹脂を傷めません。スカート装着時にも使いますので1本あると便利ですが、
床などに付くとツルツルに滑って危険ですので要注意です!
硬質樹脂ルアーの傷は耐水ペーパーの1000番1200番くらいで
水をつけてこすり、コンパウンド等で磨けば深い傷以外はきれいになります。
削りすぎるとルアーの形まで変わって泳ぎに影響しかねないので、
深い傷はほっておきましょう。
もちろんカジキのアタック跡も記念に残しておきましょう。
輝迫ルアーの貝が外れたもの等は無償メンテナンスをしますので、
スカートをはずした上でルアーズにメンテナンス依頼として、送ってください。
時期にもよりますが2週~3週間ほどで修理してご返送します。
暖かい部屋でルアーの1本1本を手にとって、それぞれのルアーに
残された思い出をかみしめながら、来年のカジキシーズンを夢見るのも
楽しいインドアフィッシングです。
クルーと一緒に酒を酌み交わしながら・・・もいいかも!
ルアーリギングについてはエンジョイルアーリギングを参照ください。
http://www.biggame-lures.com/lure_cons/enjoy_lure_riging.htm
カジキ・マグロトローリング【ビッグゲームルアーズ】