昨日(11月1日)はカツオを狙ってトローリングに出ました。
11月1日のカツオ
ここしばらく黒潮の潮境に近い南海域で漁船がカツオを釣ってます。
釣果にムラはありますが、3kgクラスもまじってます。
場所は三輪崎から真南へ約10マイル、串本大島樫野崎の真東より
少し北のエリアです。
夜明け前に出港、昼過ぎまでがんばって、45cmぐらいのカツオを
2尾キャッチ。19日ぶりにカツオの顔を見ました。小さなシイラは
たくさんいて、10尾以上釣れました。塩焼きにしたらおいしい
シオ子(カンパチの子)も釣れました。
現在、黒潮の北側に強い反流があって、紀伊半島南端の東サイドに
ぶつかるように東から西へ流れてます。その北側の水温は21~22度台。
南下し切ると24度を越えます。カツオは22度台から23度台のエリアで
釣れてます。漁船は広い範囲に散らばっていて、はっきりここと絞り込める
エリアがないようです。10月31日までは3kgクラスを各船数本ずつ
釣ってたところへ1kg前後の小型がまじって二ケタ以上釣れるようになって
たのですが、1日はまた数が少なくなってました。
コンディションがよければ港のすぐ近くで釣れないといけない
シーズンなのですが、この秋は10月後半以降さっぱり釣れなく
なってます。近くにいい潮がないんですね。
そのため北から戻って来たカツオの群れが港の近くで止まらず、
黒潮にぶち当たる手前のエリアまで進んでしまってるんだと思います。
近くの潮がよくてエサが豊富にあれば、黒潮の手前まで行った群れが
高水温を嫌って熊野灘南部沿岸へ舞い戻り、そこにエサ場が形成されて
釣れ続きます。この秋はそういう条件が整ってないんだと思います。
まだしばらく同様の状態が続きそうです。
ワイルドキャット 熊野潮岬情報
・・・・・・・・熊野灘の回遊魚は今年は厳しい年になりましたね。
アマダイ、キダイなどは好調のようですね。
伊豆沖から遠州灘、志摩、錦も同様ですが メジ、ヤイトが入って少し活気を取り戻しました。
ワイルドキャット 10月27日のアマダイとキダイ
カジキ・マグロトローリング【ビッグゲームルアーズ】