ビルフィッシュ・ラボの鈴木雅章さんからのレポートです。
2023年8月30日
フォワード艇の三枝女史が
女子日本記録になるだろうシロカジキをキャッチ。
金華山沖 124㎏ シロカジキ 130Lbクラス
と、まあここまではさほど驚くほどでもないし、
アングラー三枝女史にとってはよくある日本記録ですが、
驚くのはこれからです。
ご存知の方も多いとは思いますが
三枝女史は太平洋6種のカジキを
全種キャッチの達成記録を持っています。
日本国内では太平洋6種の、
クロカジキ、シロカジキ、マカジキ、バショウカジキ、
フウライカジキ、メカジキを
一人のアングラーが6種すべてを釣り上げるという、
できそうでなかなかできないことで、
たぶん現在日本ではもう1名W艇の大谷氏が
国内ファーストで達成しただけだろうと思われます。
で、三枝女史はその国内6種の日本記録を
各魚種ごとのクラスのうちの1つ以上ずつ、
6種のクラス別日本記録を持つことになりました。
これってものすごいことですよね。
参考までに2023年8月30日現在、
三枝女史の持っている日本記録の数は
クロ1,マカジキ2,バショウ4、フウライ2,
メカジキ1、シロ1予定。
ここのフウライの記録を2本ってすごくないですか‼
カジキのクラス別の日本記録を持つことができる確率を
1/100とすると、
実際に100人に一人が記録を持ってはいないので
もっと確率は低いと思いますけど、
あくまで究極に計算をシンプルにした場合です。
それが6種ですから計算上は
1/100×1/100×1/100×1/100×1/100×1/100
=1/1,000,000,000,000―
達成できる確率は1兆分の1の確率という
天文学的な数字になります。
自分で計算してみて本当かと疑いますが、
複数の確率の計算は掛け算なので計算上はあっているはずです。
もし少しでも修正できる関数があるとすれば、
情熱関数でしょうか。
つまり驚くべき情熱の成果ということ!?
もうじきシロカジキの130Lbクラスの女子の日本記録として
JGFAのサイトに掲載されると思いますが、
その記録の達成時に改めて驚くか、
それとも唖然としてアングラー三枝女史に
祝福のメッセージを送るか、ですが、
驚きつつ祝福のメッセージを送りたいと思います。
アングラー三枝女史へ、
すごいことを達成しましたね。
驚く限りです。おめでとうございます。
鈴木 雅章
元BIGGAME LURES
現BILLFISH-LABO 代表