全国カジキダービーは、11月30日をもって終了しました。ビッグゲームルアーズの集計で未公認情報ですが、
42T&R, 1Catchの43本の釣果をあげたBUZZさんが
2018年に続いて連続最多キャッチの栄誉を獲得しました。
2連覇たいへんおめでとうございます。
大航海の先駆者としてもうすでに有名なチームです。
BUZZさんは43本のうち23本が沖縄の海域での釣果でした。
第2位には35本のカジキ釣果をあげたMAVERICKさんでした。
そして、北関東の海彦さんが21本のカジキ釣果で第3位に入りました。


2019年は春から沖縄にカジキが多く入り、釣果も上がりました。
沖縄でのビルフィッシュトーナメントが始まらないうちに
4月13日には、志摩大王崎沖でOlympia艇とDesperado艇の
2チームによりマカジキファーストが出ました。
BOL中日本では5月5日に安乗西でALOHANAさんが
クロカジキファーストを獲りました。
BOL東日本ではAquaholicが4月28日にヒョウタンでマカジキ、
5月4日にタカセで140kgのクロカジキ、ウドネでクロカジキT&R。

さらにすごいのはBOL北関東の海彦さんが、
5月11日に銚子沖にてクロカジキ130キロを獲りました。
各地で、ファーストマーリンの早い記録が出た年でした。
6月、7月もカジキが多く回遊し
遠州灘浜名湖沖では5艇で出港して8本のカジキキャッチと
すごく食いがたった日もありました。
7月末の下田JIBTの初日には64本の釣果で新記録となりました。
この勢いでクロカジキが大洗沖、小名浜沖、金華山沖に届いて、
かつて大洗で、1日で10本以上釣果が出たような年になるだろうと思っていました。
ところが8月後半の茨城BTでは、残念ながら大きな釣果が出ずじまい。
それでも9月初めの北の塩竈カジキ釣り大会では、
クロカジキも多く2日間で68本のカジキ釣果が上がりました。


9月以降は、台風、大雨、強風とほとんど出港できない日が続きました。
2年前は大洗の猛者達は防寒服で美味しいマカジキ釣りに出ていたんですが、
今年は、さっぱり出港することができていません。
絶品とされるトロマカジキを賞味できないチームが多いようです。
9月10月11月と好天がもう少し続いていれば
塩釜にまで拠点を伸ばしたBUZZさんは
50本60本と釣果を伸ばしたことと思います。
特筆すべきなのはBOL新会員のAquaholicさんは
伊豆沖海域のみの出港で年間14本のカジキ釣果をあげました。

加えて、BOL中日本では愛知りんくうマリーナの
Central-Mahaloさんが新記録を樹立です。
主に遠州灘で年間10本の釣果を記録しました。
新記録おめでとうございます。

これまでは浜名湖の海都さんの9本が最多だったと記憶しています。
遠州灘で二桁のカジキを一年で釣るのは至難の技です。
この記録はなかなか破られないと思います。

2019年、たくさんのカジキに出会えた年になりました。
2020年ももっと多くのエキサイティングシーンが訪れることを期待します。