カジキ・マグロトローリング
BOLの大晦日、BIGGAME LURESの大晦日
JGFAのボートオーナーズリーグ(BOL)のカジキ釣果は

4月1日〜11月30日までの期間限定で競われます。


10年前までは、そんなに早く始めて、

11月いっぱいまでは遅すぎでしょ。って思っていたんだけど。

いまでは沖縄遠征の釣果が入り、全然開始が早くないし、

北関東では大晦日カジキが揚がったりして、

締め切りも遅くないようになりました。


今日が終わらないと決定しませんが、

2018年の最多カジキキャッチはBZ艇さんに決まりそうです。

カジキ青春! ですね。


2018年は、春の沖縄ではバショウカジキが釣れ盛り、

クロカジキの北上も例年よりも早く、

加えて常識はずれに近い、早い梅雨明けの年でした。


紀伊半島のすさみや串本からは潮が遠く離れて、

カツオもカジキも狙いにくい初夏の始まりでした。

しかし串本の大会では361kgの日本記録のモンスターが

天晴さんによって釣りあげられました。


7月中旬にはいい潮が遠州灘、伊豆沖に入り込み

下田のJIBT大会では80尾のカジキが上がる大爆釣の大会でした。


7月の遠州灘は最初に入ったカジキはみんな大きく、

150kgクラスの大物ばかりが、ヒットしてきました。

水温が高かったせいか、ヒット後大暴れのカジキが多く、

その後リーダーを巻いてデスダイブも多く発生しました。

うちは2本デスダイブ、1本はラインブレークしました。


7月後半から8月に入ってもカジキは濃かったのすが、

台風の襲来で鳥羽BFT、浜松BFTも2年連続の中止となりました。

例年なら8月初旬は梅雨明け後のべた凪日和のはずが、

梅雨明けして1ヶ月以上経過し、べた凪の日はほとんどなく、

釣果を伸ばすことができませんでした。

その中でも下田沖で釣果を着実に伸ばしたKK艇さん、AQHさんの

活躍が印象に残る夏でした。


このころから、例年ならば、北関東のカジキラッシュが始まるのですが、

常磐沖に潮が回らず、大洗に本拠を置くチームはイライラしたことでしょう。


一方、9月初旬の塩釜の大会は、2日間で56本もの釣果に恵まれました。

金華山沖は凄まじいヒットコールの嵐でした。



9月中旬からは北関東大洗沖にも、カジキが入り込み

1日に3本のマカジキの大釣果が出る日も出てきました。


10月以降、昨年一昨年の大洗のおおきな釣果を見ることができず

BOLの大晦日の11月30日を迎えてしまいました。


まだまだ、12月に入り、大洗のマカジキ祭りがこれから始まるかもしれません。


ビッグゲームルアーズは今日で決算となります。

原始から継承されてきた狩猟のDNAを持つ、優しい心の大人の釣り人の皆様、

一年間のご愛顧をありがとうございました。
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by biggame-lures | 2018-11-30 11:07 | オフショア カジキ マグロ情報 | Comments(0)
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