ナブラ周りでは、
ヒートアップに気を付けましょう!
志摩から遠州灘でカツオやキメジのナブラができていますが、
ナブラを追う職漁船、キャスティングの遊漁船や、
プレジャーボートがヒートアップして、
トラブルが多発しているようです。
職漁船が曳いている横からナブラに突っ込んできて漁の邪魔をしたり、
曳き縄の仕掛けを横切って損害賠償になることもあるようです。
ナブラの周りでキャスティングをしている遊漁船の横から
ナブラに突っ込んでナブラをつぶしたりすることもあるようです。
職漁船の曳いているナブラでの釣りは控えましょう。
先着のキャスティング遊漁船の入っているナブラでは、
その遊漁船より前に出ないのが当然のルールです。
プレジャー同士も同じです。先着順はルールです。
海もナブラも、誰のものでもありませんが、
当然優先順位があります。
職漁船が釣りをしているナブラに突っ込むのは、
収穫真っ最中の畑を荒らしているようなものです。
優先順位をわきまえて釣りをしましょう。
また、もう一つの大事な優先順位は、
第一に職漁船の釣り、次にお客をのせた遊漁船の釣り、
プレジャーの釣りはその後です。
遊漁船も職漁船が入った時は遠慮します。
そういう暗黙のルールがあるからです。
海もナブラも、誰のものでもありませんが、
海にはルールもマナーも存在します。
ナブラに乗らない、近づきすぎない、
ナブラの進行方向を横切らない、
これはナブラを潰さないためのルールです。
ナブラ周りで右回りに曳いているボートがあれば
間違えても左回りに航行してはいけません。
また仕掛けを長く曳いていますから、
他艇のすぐ後ろに付いたり、横切るなんてとんでもないです。
また職漁船と進行方向が真正面に向かい合うことがあります。
そのまま進めばぶつかってしまいそうなときがありますが、
右舷優先などと言っていないで状況を考慮しましょう。
職漁船はほとんど一人で乗っていますから、
カツオがかかれば船尾で動きがとれません。
艇の進行方向の確認もおろそかになりがちです。
こんな場合も多々ありますから、
艇の航行はプレジャーボートが進路を変更しましょう。
海はすばらしいです。
海に出るだけでも充分楽しいです。
プロや他艇の見つけたナブラに突っ込むのはやめて、
ナブラは自分で見つけるのが釣りの楽しさです!
プレジャーは遊びの範囲で
節度をもって楽しく釣りをしましょう。
カジキ・マグロトローリング【ビッグゲームルアーズ】