カジキのフックアップ考察
8月1日にT&Rしたときのスペシャルフックリグでの
カジキのフックアップ画像がいい具合にとれました。
ルアーはBCスイマーレッドパウア 黒紫
フックは JOBU 9/0 ダブル スペシャルリグ
見にくいかもしれませんが、カジキの口先(ビルと下あごの先端位置)で、
リアフックがビルにささっています。
この角度から見ればわかりやすいですが、
口先10cm位のところにフックアップしています。
さて、このカジキはルアーをどのようにくわえてのかは、
推測するしかありませんが、スペシャルリグでの推測は、
クロマグロがベイトのサンマを咥えるとき、
サンマの尻尾を口先で咥えるように、
このカジキは、ルアーのスカートの尻尾に食いついた。
スカートの尻尾から飛び出る長さのスペシャルリグのリアフックは
かろうじてカジキの口の先端に入ってビルに貫通した。
もし、リアフックがもう少し短ければ、
フックの先端はビルと下あごの先端に収まらず
口の外に出てしまい、フックアップに至らなかったかもしれない。
”カジキがマグロと同じように
口先でベイト(ルアー)の尻尾に食いついてくるとき”は、
カジキのビルと口先でできる
おおよそ、高さ10cm底辺8cmの三角形の面積のなかに
リアフックの針先が収まらなければ
フックアップは難しいことになります。
また高さ10cmといっても口の先端(三角形の頂点)は
幅がありませんからフックアップがさらに難しいです。
カジキは口の先端でスカートの尻尾を咥える場合には、
リアフックがスカートの中に収まってしまう位置だと、
ほぼフックアップできないことになります。
カジキはスカートの尻尾だけ咥えたまま300mも400mも走り、
フックアップしたように思えますが、
フックは口の外で暴れているだけです。
運が良ければビルの外側に引っ掛かりますが、
その際にもリアフックが長ければ、引っ掛かる確率は高くなります。
リアフックが長いスペシャルリグも
こういったケースでは有効だろうと思えます。
スペシャルリグ リアフックのリグが長いだけですが。
*リアフックのアイがスカートから出ると
IGFAルール上ファールになります。
通常のエンドフリーリグ
で、それならシングルフックでもいいじゃないか、ということなんですが、
カジキはシーズン初めはルアーの後方から来ることが多いですが、
トップシーズンになると、
航跡の横から飛び込んできて
ルアーにアタックしてくることが増えてきます。
このときはルアーヘッドめがけてアタックしてきますので、
フロントフックが重要になります。
いつアタックパターンが変化するかわからないことと、
都度リグを変えることが手間なので、ダブルフックにしています。
さて次の課題ですが、
リアフックは、フリーがいいのか、固定がいいのか、
ですが、 いまのところフリーにしています。
マスタッドのベイキングがいいか、JOBUがいいか
?ですが、スイマーにはJOBU,
ビーストには、マスタッドのベイキングがいいような???
フックの重さも関係しているような・・・???
どっちがいいのでしょうね??
また、カジキに聞いてきまーす!!
カジキ・マグロトローリング【ビッグゲームルアーズ】