この時期にカツオを追って・・・(イワシを追って??)
マカジキは南西の海からやってきます。
水温が18度くらいになると足摺や潮岬の沖に現れて、
水温が高くなってカツオが北に移動するのと同じく、
北上していくようです。
カツオのいなくなる夏のトローリングのトップシーズンには
マカジキはあまり釣れません。
そのため、マカジキの数はクロカワより少ないような印象を受けます。
がぁ、
しかし ですよ・・・!!
カツオを追って北上したマカジキは、7月上旬には三陸沖に留まり、
大目巻き縄漁(巻網の目の大きなもの)やツキンボ漁で捕獲され、
気仙沼港だけでも連日数百本水揚げされます!!
漁期は7月上旬から
カツオが南下する9月ごろまでの2ヶ月ちょっと。
そのあいだ、
1日平均500本ものマカジキが水揚げされます。
多い日にはマカジキ、メカジキあわせて
1600本!!
気仙沼ではマカジキは1本2本ではなく1枚2枚と数えるそうです。
出漁日が仮に半分の30日としても 15,000本 、
市場が50日開いているとすれば 25,000本!!
夏の気仙沼港だけですよ!!
そのマカジキが南下して12月~3月頃に房総沖に留まり、
房総沖の延縄漁で水揚げされていきます。
勝浦の基吉丸さんが狙うのもこのマカジキです。
すごいですねー!!
たくさん回遊してくるんですねー!!
でも、マカジキは多くは釣れていませんね。
釣り方が間違っているのでしょうかネ????????
マカジキはロングに流した小型ルアーに後ろから食ってきます。
この時期のルアーサイズは5号から8号くらいまでで、
フックは後方にセットして、スカートからフックが
すこし出ているくらいがベストです。(マグロも同様)
この基本は間違っていないと思いますが・・・・
ダウンリガーの出番なんでしょうか??
カジキ・マグロトローリング【ビッグゲームルアーズ】